Docker for Mac で Compose を使って WordPress を設置する(SSL 編)
以前、Docker for Mac で Compose を使って WordPress を設置する という記事を書いたが、今回はそれに加えて SSL 設定を施し、https://localhost にアクセスするまでを試してみた。
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<作業の流れ>
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1. docker-compose.yml ファイル作成
公式ドキュメントを参考に、yml ファイルを以下の通り用意した。
Create a WordPress Container with SSL and a MySQL ...
<ポイント>
<その他、特筆事項>
- アクセス時にポート指定をしないで URL を叩けるようにしたかったので「127.0.0.1」を明示的に書いている
- 既存の WordPress データを流し込みたかったので、MySQL の volumes に dump ファイルを指定している
- なお、dump ファイル内のデータに存在するドメインはすべて「https://localhost/」に書き換え済みである
yml ファイルを用意できたら、次のコマンドを叩いて Container の作成完了。
$ docker-compose up -d
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2. WordPress の Container 内でオレオレ証明書作成、SSL 設定
Docker 上で構築したサイトに https アクセスできるようにするための設定方法はいろいろあるが・・・今回はローカルで動かしたかっただけなので、WordPress の Container 内で作業することにした。
まずはお勉強も兼ねて、上記 1 の作業で作られる WordPress の元である Dockerfile を確認。
上記ファイルにある通り、OS は Debian の jessie を使ってるんだな〜とか、ssl や apache 関連の記述もあるということを把握した上で、さっそく WordPress の Container へ入って作業スタート。
SSL 設定手順は次のサイトを参考にさせていただきました m(_ _)m
上記ページを参考に証明書を作成していく。このとき、証明書作成の時代の流れにのっとって、きちんと SHA-2 を扱うようにすること(本記事執筆時点)。
ちなみにエディタが入っていなかったので vim をインストールした。
$ apt-get update
$ apt-get install -y vim
作業を終えたら Apache を再起動し、さっそくアクセス。
これでローカル環境で https を利用して WordPress を立ち上げることができた。
次回は Let's Encrypt とかイマドキなやり方を試してみたい。